入れ歯が気持ち悪くて入れられない

入れ歯の異物感
部分入れ歯での異物感がひどい
というご相談でお越しになられる方は多いです。
噛んだら痛くて食事ができない
どうにかできないか?
違和感がない入れ歯を作ることはできないか?
とご相談を頂くことは本当に多いです。

取り外し式の義歯(入れ歯)は

残っている歯を金属の留め金(クラスプ)でひっかけ

歯がない部分に歯茎に密着した

プラスチックの床(しょう)を作り

その上に、人工の歯を乗せているもの、です。

歯茎の上に乗っけているだけ

それが

義歯(入れ歯)です。

 

一般的に歯を多く失い

ブリッジもできないような状態になった場合には

部分入れ歯を保険で作られるケースが日本ではまだまだ一般的です。

しかし、保険で作った部分入れ歯で

違和感や異物感がない

噛んでも痛くない

という方はまずいないでしょう。

口の中は髪の毛1本でも

違和感を感じてしまうほど

敏感なところです。

砂が入っただけでも

違和感を感じます。

それほど敏感な場所に

こんな大きな入れ歯が入って

気持ち悪くないはずがありません。

 

大きな異物が

口の中に絶えず入っているような状態です。

 

部分入れ歯をはじめてつくられた方は

あまりの違和感に

作ってくれた歯医者さんに

こう言うはずです。

 

「こんな気持ち悪いもの

とても入れておけません。

異物感がひどく、吐きそうになってしまいます。

噛んだら痛くて噛めない。

なんとかして下さい!」

と。

しかし

歯医者さんには

こう言われることは

ほとんどだと思うのです。

「部分入れ歯とはそんなものです。

違和感は毎日使ってるうちに慣れてきますので

慣れて下さい」

と。

さらに部分入れ歯には

違和感、異物感だけでなく

入れ歯がガタガタ動いてしゃべりにくい

かめない

部分入れ歯でかむと味がしない、おいしくない

金属(クラスプ)のひっかけが目立って人前で口を開けるのが恥ずかしい

すぐに合わなくなる

噛むために作ったのに痛くて噛めない

部分入れ歯がすぐに臭くなり口臭がひどくなる

このように

部分入れ歯を作られた方の

お悩みをあげれば

きりがないほど、です。

 

部分入れ歯には

それを入れるデメリット(欠点)はいくらでもあるけど

メリット(長所)は少ないです。

 

あると言えば

保険で安く作れる

残っている歯の位置関係を崩れにくくする

ということくらいでしょう。

 

しかし、いくら安く作れたとしても

多くの方が

余りの違和感のひどさに

「作ったはいいけど、使わないまま放置している」

ことになっています。

ご存じない方がほとんどです。

もちろん残っている歯がガタガタにならないようにつっかえ棒のように

押さえておくために使用されることはお勧めします。

しかし噛むための目的ではありません。

入れ歯では咬めない

ということをまず

知って欲しいのです。

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